「哀れなるものたち」
レイトショーで見た。1300円。予備知識なしで見に行く。
ほんでめっちゃ男女の営みのシーンが出てきてびっくりした。R18指定やん!最初うわあと思ったけど、最後の方は慣れてた。慣れってすごい。
音楽が、なんかこの感じ、知ってるな〜〜〜なんやろ〜と思ったけど、あれだ。「エブリシング・エブリウェア・オールアット・ワンス」を見た感覚と似てた。(※自分的基準です)
これは、あれか?どういう話…?(※私の理解力)
最初のほうはあれかな、あの〜ベンジャミンバトン的な、あの〜あれは人生の逆再生的な話やけど、それか
フォレスト・ガンプ的な人間としての
道徳心を兼ね備えた、心身の成長ストーリー的な?と思ったけど、映画の半分以上は結構女性性と男性性に焦点当ててるように感じたので、お…?男性からの解放=女性の自由という、女性性の自由の問題定義…?と思ったけど、でもラスト…ラストの男性の末路がとてもうーん…となった。それは、頭脳が賢くなったベラがだした最後(映画の)答えなの?のような事を感じてしまい、私にはよく分からなかったです。🐐俳優さんの演技が達者すぎたのか、それか因果応報とか、そういうことなのかな。私の人生に深みがなさすぎるのか腑に落ちず…。
好きだったシーンは、終盤旅からかえってきたベラが天才外科医ゴッドウィン・
バクスターのした事について「許さない」と言ってから、その後にそれとは別に抱きしめるところと、船のシーンで「私は(愚かな人と一緒に)愚かになりたくない」成長したい、というシーンと(船で出会ったおばあちゃんも好きだった)、帰ってきてからフィアンセと森を歩くシーン(舌はあんまり入れないでちょうだいと超冷静にいうところ)と、かなぁ。もっとあった気がするけど忘れちゃった。*
ベラは、誰かが惨事に遭っているとき、羽毛の布団で寝れる自分を考える。時が経って売春宿で働き、仕事に慣れてきた頃、単に生き物としての性の気持ちよさだけではなく、ひとを「楽しませる」ということを覚える。(目の前の相手と笑ったり、お喋りだったりで。)
ひとの独占欲と独裁心は末恐ろしく、でも与えられた生に対していかに生きるか?っていう、
どういう意志で(何を選択して)生きますか?っていう映画に私は受け取りました!
そうだな、うん。ベラの次に同じように蘇生された女性は、深い探究心で行動していくベラの性質とはまた違ってたし、そこでの違う部分っていうのは、何を選択するか?(したか?)ということで、”そこは(個の)意志だ”とゴッドウィン・
バクスターも説明していたので。
独占欲と独裁心で舵を切らない、「知りたい」という意思は
尊い。
「あの頃。」
アイドルを好きになってそれに青春をかける仲間映画かぁ、楽しそう!と思って見た結果めっちゃ泣いた。
タイトルが、今・現在を指さない”あの頃”なのも、なんかエモい。
主人公はベースを弾いてバンド活動をしていてそこではうだつが上がらく、その時期に「
あやや」のキラキラを浴びて
ハロプロを好きになり、今でいう”推し活”をする青春時代。から少しだけ大人になるまでの期間のお話。
なんか、主人公の道の進み方、分かるなぁとなんとなく思った。
自分もアイドルを好きになって、なんで好きなんやろう?と考えたとき、あれじゃないかな。心の
セーフティネットになってくれてるのかな。くさくさしていて枯れそうな心に水を注いでくれることもあるのが、アイドルなのかなぁと。救ってくれるのだよ、アイドルは元気をあげられる素晴らしい存在だよ。(な)
話が逸れた。実生活は、その瞬間その瞬間を皆生きて生活してる訳やけど、長い時間軸でひとつの人生を垣間見ると、本当にすべてが「永遠に続く」という事はなく、できる範囲で大切にしあう大事さを思った。
あの頃、あの時、そんな時間はいくつもないと思うので、それをちゃんと思っていたら、と思った。
…思った祭りじゃー!
オモッタ マツリジャ ワッショイ ワッショイ アソーレ
見たドラマ
(順不同)
めーっちゃ笑わせてくれて元気でるドラマ。
吉田鋼太郎のコミカルな演技が大好き。
「リビングの松永さん」
10代の頃に松永さんみたいな人が見守ってくれてたら、そら好きになるかもな、と思うドラマ。
「君が心をくれたから」
五感をすべてなくすって想像しただけで怖いけど、そういう「もしも」を考えるきっかけをくれるドラマ。
「春になったら」
回を増すごとに、登場人物みんなの情深さに感動するドラマ。すごく良い!
「ジャンヌの裁き」
不正に対して、本当の「事実」に烙印を押すことは例え難しい事だとしても大切だ、と思ったドラマ。
音楽って人を繋げるすごい必要なものだ、と思ったドラマ。
西島秀俊さんの親しみのある人格者的な感じがとても好き。
「婚活1000本ノック」
「自分にとって幸せな状態とは?」を考えることと、伴侶をもつことは通通である!と思うドラマ。
3時のヒロインの福田麻貴さんのテンポの良い喋り方とても見やすくて好き。
全然行ったことのない場所を歩いてくれるドラマなので、それだけでなにか貰った気持ちになる。
「光る君へ」
語るほどに史実を知らぬのですが、権力争いは不幸が起きるし、身分違いで互いに好き合ったら大変そうだ…と見てるドラマ。”おかしきことこそめでたけれ”という回があったのやけど、その言葉が好きやった。
「アイのない恋人たち」
好きになるって好きって気持ちだけじゃないよなと思うドラマ。一直線に迷いなくこの人を離したくない!好き!と誰かを思う日はくるのかしら。独言
「厨房のありす」
アリスの素直さと食欲そそるご飯のビジュアルに、とにかく元気が出るドラマ。前田あっちゃんすごく演技よ。
大森南朋の若い頃のスタイルがすごくよくできていて(?)回想シーン出てくると笑ってしまう。笑 よき。
「不適切にもほどがある!」
現代の過剰な
コンプライアンスに楽しく物申すことに加えて、タイムマシーンで過去と現在を行き来する中、自分の娘の娘の娘や血の繋がった未来の親族に会えて、未来を知ってしまって、色んな気持ちを感じるくだりがあったり、なかなか飽きないドラマ。ヨキ
「Eye Love You」
肩の力を抜いてぼーっとみれるドラマ。現実的というより割とおとぎ話要素でファンタ
ジー寄りな筋書きやけど、登場人物みんな性格がサッパリしてるから見やすい。
「
マルス」「
恋する警護24時」「
おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」
タイミングあわず途中からみれておらず。ぴえん。ぱおん。
アニメ見ない(見ても完走できない)族ですが、これは今まで見たアニメで1番好きかもしれぬ。最後まで見れる自信しかない。面白い。料理が美味しそうやし、ギャグみとテンポが関西ノリ🏄
「ハイキュー!」
テレビで放映された長編を見た。
めっちゃアツいな、ハイキュー…。
流行に関係なくアニメというカテゴリーを普段からあんまり見ないけど、これは面白かった。
言ってしまえば「ただの部活動」の話なのやと思うけど、それをひと試合、練習、チーム、当然それぞれ違う個性をベースに、分かり合えなかったり分かり合えたり、悔しいとか喜びとか成長とか辛いとか、ワーッと胸が熱くなる青春を分けて貰ったような映画でした。
え〜、上映中の映画も気になる〜ちょっと見た〜い、と思うけど、見るかは分からぬのう。ただ、めっちゃいいアニメやと思った。